「あ~また、自分を表現することを恐れて、周りに合わせてその場をやりすごそうとしてるな」と気づいた瞬間

TSUNAKI SAKAGUCHI

私のコースからの最初の成果は、自分がオープンになることで今までには得られなかった全く新しい人間関係を構築できたという成果です。

コースを受ける前の私は、人から、「良く話を聞いてくれるよね」と評価をもらうような、『いい聞き役』でした。
コースは友人の紹介で受けました。コミュニケーションで特に困ってはいませんでしたが、より自由に効果的なコミュニケーションができるようになるなら良いなと思いコースを受けました。

コースの中で発見したのは、人は自分の話には興味をもってくれないだろう・・ということを前提に人と関わっているということでした。
自分は「良い聞き役」として人と上手く関わっていると思っていましたが、実際は、本当の自分を表現することを恐れている自分がいることを発見しました。
そして、それによって、本当はもっと深く関わりたい人とも、なかなか距離が縮まらなかったり、心の底から自信を持って人に関われなかったり、なかなか良いパートナーが作れなかったり、と沢山の影響があることに気づきました。

そのことに気付いてから、あるランチ会に行く機会がありました。みんな初めて会う人同志の集まりだったので、自己紹介などしあって、みんなで話をしていました。
最初は、いつも通りにうんうんとただうなずいて人の話をきいているだけの自分がいたのですが、「あ~また、自分を表現することを恐れて、周りに合わせてその場をやりすごそうとしてるな」と気づいた瞬間に、そんな自分が可笑しくなり、自分を表現してみようと、過去の恋愛の失敗話をしている自分がいました。以前であればそんな話には誰も興味がないだろうと思い決してしないような話です。

私が好意を持っている人にデートをすっぽかされた話で、私にとっては、とても恥ずかしい話だったのですが、
目の前の人が、「なんですか~それ?!」と言って、「その話もっと詳しく聞かせてください」と話に食いついてきて。
詳しく話せば話すほど、みんなが興味をもって聞いてくれて、その場が私の話で、とても盛り上がりました。

その後はみんなも過去の恋愛の失敗の経験も話してくれました。

すると、目の前に座っていた男性から、「坂口さん、面白いので、今度一緒に飲みに行きませんか?」と誘われました。
女性ではなかったですが、人生で初めて、初対面の人から面白いと言われ、飲みに誘われました。
他の人にとっては当たり前でも、私にとっては革命的なことでした。

今では、失敗を恐れずに、自分を表現できる自分がいつでもいます。
それによって、すごく短い時間で、人と人間関係を作ることがでできるようになりました。
それが私のコースからの成果です。

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