普通の生活を楽しめる自分

上原 由利(仮名) 女性(29才) 職業:IT企業勤務 会社員

私は、27歳のときに、ブレークスルーテクノロジーテクノロジーコースを受けました。
その当時、自身のことを、学業・仕事においても評価されるし、人間関係も十分に作れる、ボーイフレンドにも不自由していなくて、なかなか成功していると思っていました。こういうコースに投資できるのも、余裕がある証だわ!と。
実際に、コースに参加して発見したのは、「自分はダメだ」と決めていたことです。ダメさを補うために、お尻を叩いて自分を頑張らせてきたのでした。そして、人生順調ということを人に証明したくて、無理して頑張っていることを隠して、楽しくないことも楽しんでいる振りをしていたのでした。いつも疲労感がありました。
その発見から、なぜか、自然と、ものごとを楽しむことができるようになりました。次々と新しい習いごとや趣味をはじめることもなくなりました。人からどう思われるかに左右されず、好きなことを自分のペースで楽しめています。
先日知人に「何をしているときが一番楽しい?」と聞かれて「おうちで妹といるときも楽しいし、職場にいるときも楽しいよ。特別なことをしているより普段の生活が楽しい。」と答えていました。以前だったら「最近はじめて習いごとにはまっているの!」なんて、必ず嘘をついていたはずです。このようなことを言っていることに、私自身、本当に驚きました。

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