「今までずっとずっと支えてくれていたんだね。」

山本 恵理子 女性(30代)

私のコースからの成果は、今まで気づかなかった母の愛情に触れ、このままの自分を認めることが出来るようになったことで、多くの人と深い人間関係が築けるようになったことです。

私と母はどんなことでも話せる仲良し親子なのですが、ただ一つ母に対して不満だったのは、細かいことを何かと心配をしてくることで、その度に「子ども扱いしないでよ。心配しなくても自分でしっかりやっているのに」と鬱陶しく思っていました。

コースの中で、この不満を探究していくと、「私が不十分だから、しっかりとやっていることをわかってくれないのだ」と思っていることに気づきましたが、母とは仲が良かったので、特に気にすることもありませんでした。

そんな時に、母に仕事が止まってしまっていることを相談しました。
話をしていると、母は「一緒に住んでいたら気付けたかもしれないのに、支えてあげられなくてごめんね」「どんなあなたでも、あなたはあなた、なのだから、自分らしく生きなさい。あなたは優しい子だし、自慢の娘なのだから、自信を持っていいのよ」と言ってくれたのです。
その言葉を聞いた時に、幼い頃、泣きながら帰って来ると、いつも頭を撫でて、抱きしめてくれたことを思い出しました。そして私は自然と「お母さんごめんね。今までずっとずっと支えてくれていたんだね。本当にありがとう。お母さん愛してるよ。」と口にしていました。

この時に、もしかしたら、誰の愛情にも気づかず「わかってもらえない」と思っているのは私なのかもしれない、そしてこのことが、仕事が進まない原因かもしれないと気づきました。

母の愛情に改めて触れ、「不十分ではないし、このままの自分でいいのだ」と自分に自信を持つことができてからは、上司や、同僚、私に関わっている人はみんな自分の味方かもしれないと思えるようになりました。
それからは、仕事での問題を抱えず、素直に相談できるようになりました。社内全体がチームとして補い合い、悩んで止まっていた仕事も進み始め、これまでに体験したことがないような、嬉しさと安心感を持ちながら楽しんで仕事をしています。今まではわかってくれないだろうと諦めていた人でさえ、味方になり、周りのみんなと信頼し合える人間関係を作っていけることが何よりも嬉しい成果です。

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