「ママにはなんでも話せる」と言ってもらえるような仲になりました

SUWA 職業:学習塾経営

仕事は幼児教育と小学生の学習塾を27年開いています。
私がコースから作っている成果は、完璧主義にとらわれず自由に人と関わることができるようになったことです。

それは、娘の旦那さん、婿との関係から始まりました。
私と婿とはどんな関係だったかというと、娘が初めて彼を連れてきた時に「ごめん。あのお母さんとはずっと一緒にいることは難しい。あのお母さんといたらなんでもチェックされて試験官のようで、うちのお母さんとは真逆だし、ごめんね、上手くやれない」と言われていました。

コースに参加をして発見したのは、私は「完璧でなければいけない」と片意地張って生きてきたということでした。
振り返ってみると、朝ゴミ出しをする時も、ご近所さんからきちんとした教育者として見られるように、すべてを完璧に整えている自分がいました。そんな自分がおかしく思えてきました。

コース後、娘と彼は結婚したので、時々うちに遊びに来るのですが、ある時私がもう寝支度をして家でくつろいでいる時に、突然婿がお土産を持って訪ねてきました。私はすっぴんだしパジャマだし、こんな姿は絶対に見せられないと思ったのですが、連絡が来たときにはもう玄関にいたので、仕方なくドアを開けると、婿に「ママ、めちゃめちゃかわいいね、そのままの方がいいよ」と言われました。

その時に、「あ~私はずっと完璧でなければいけないと素の自分を隠して、娘にも婿にも仕事でも、生徒に対しても自ら大きな壁を作っていたのかもしれない」ということに気付きました。

それからは、婿とは自然体で接することができるようになり、今では2人で買い物に出かけたり、「ママにはなんでも話せる」と言ってもらえるような仲になりました。

仕事の面においても、私自身が完璧である必要がないと思えたら、生徒や生徒のお母さんに対しても評価や判断から関わることがなくなりました。本当に今お母さんが抱えている悩みや相談事をただそのまま受け取ることができるようになった結果、その話を聞いて、ぜひ先生のところで指導してほしいと連絡をくれる方も増えました。

私はコースに参加をして本当に楽になりました。なんの振りをすることもなく、ありのままの自分で人と関われる自由さが今はあります。

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