百田悠希 男性 (48) 経営者
私はブレークスルーテクノロジーコースを受けて、今まで経験してきた人生の全てを心の底から受け入れ、満たされている毎日を送っています。
私は様々な分野で経営をしてきて、仕事仲間の息子さんからセミナーを紹介され、強いて言えば生産性が上がればいいなと思い、参加をしました。
そんな私でしたが、それよりも遥かに価値のあるセミナーになりました。それは、借金を抱えて、深刻な顔で「騙された」と言ってきましたが、それも全て「嫌われないために、人気者の点数集めをするだけ」の人生だったからこそ、起きたことだと気付いたことです。
それに気付いたのは、セミナーで探求し、小学2年の頃の出来事を思い出したからでした。
当時、3歳の頃から毎日遊んでいる幼馴染がいました。小学2年のある時に、初めて無視をされる出来事があり、あまりにも無視が続く最中、逃げるように帰って行く幼馴染の肩を叩いたら振り払われたことがありました。その瞬間「ふざけるな」と怒りと悲しみが湧いてきて、「無視するなよー!」と殴り掛かって喧嘩をしました。その後、お互いの両親を含んで話をし、翌日にはいつも通りになっていました。
それでも、私の中では、「嫌われたらこんなにも苦しいんだ」という感情が残り、嫌われないために人気者になることを必死にやってきたことがわかりました。皆の期待に応えるために小学生の時に学級委員長は10回以上やり、中学生から生徒会、高校生の時には生徒会長で、成績もトップクラスでした。
そして、20歳で経営を始め、31歳のときに多額の借金を背負うことになりました。取引先の社長の失敗で連鎖倒産をしたのですが、破産宣告を勧められても、その社長と借りている相手への不義理だと思いなんとか弁償をしていました。それも小学校の頃のことがきっかけで、「根本的には嫌われたくないがための行動だった」とわかりました。さらに「もしかして、あれも?これも?」と様々な出来事を思い出し、どの場面を切り取っても、この思い込みから選択をしてきたことがわかると、社長や周りの人のせいにしていた筋違いな自分が、穴があったら入りたいくらい恥ずかしく、笑えて来ました。
今でも「人気者の点数集め」をしたくなりますが、人からの誘いを断れるようになり、自分のやりたいことに時間を使えていることもとても嬉しいことです。すると、全ては「自分の選択で今の人生がある」と受け入れられ、取り繕っている自分では見えなかった、目の前の人や環境が与えてくれる愛に気付くことができるようになりました。
最も感動していることは、これまで考えてもみなかった、48年間の人生を受け入れられていることです。そして、誰との間でも感謝や愛を持って本物のパートナーシップを築け、毎日が満たされている、こんな思ってもみない奇跡を得ました。