都 房江 女性(40代)
私がコースで得たことは、人から期待されたことではなく、自分のやりたいことに気づいて、なんでも挑戦し、「自分の生きたい人生」を生きていることです。
私は保険の営業をしていて、世界で1%の営業マンしか取る事ができない、MDRTというタイトルを何年も取っています。その3倍の売り上げを達成すると取れるCOTというタイトルを目指していて、周りからも期待されていましたが、私は「もうこれ以上頑張れないな」と疲れきっていました。
そんなときにコースを紹介され、もう一度頑張れるきっかけになればと思い、受けることにしました。
コース中に、「人生で最初に諦めた日はいつですか?」という質問があり、はっきりと思い出したことがあります。
それは、幼い頃、弟が「わーん」と泣いたときに、母は愛しそうに弟を抱き上げたときのことです。私にもそうして欲しくて同じように泣いてみると、母が「お姉ちゃんはいい加減にしなさい!」とすごく怒られた時の絶望感を今でも覚えています。
これをきっかけに、人の役に立つように頑張り続けないと人から愛されない、幸せにはなれないと勝手に思い込み、ずっとそうして生きていることに気づきました。ずっと目標にして頑張り続けていたタイトルが、まさか、周りの期待に答えるためだったとわかったことはとても衝撃的でした。
そして、コース後の朝、「頑張る必要も何もなく、頭のてっぺんから足の爪先まで私はこのままでいいのだ」と自分を認めることができ、このままの自分で幸せなんだと感じて、自然と涙が出てきました。いつもと変わらない朝でしたが、部屋は明るく感じるし、鳥の声も聞こえて来て、「もう頑張り続けなくっていいんだな」と頑張り続ける人生から解放され、自由になれた瞬間でした。
それからは、同僚やお客様との関わり方も全く変わりました。このままの自分で愛されていると思えるようになると、ありのままの自分として、やりたいことに挑戦できるようになりました。
今では、保険の仕事もしながら、やりたかった3つの事業を立ち上げました。今までより忙しくなりましたが、疲れていることもなく、周りからもイキイキしているねと言われるくらい充実しています。そんな人生を手に入れたことが奇跡のような成果です。