高校生の長女との関係が一変

黒川興嗣 男性(42)ヘアカットスクール経営

私は、ブレークスルーテクノロジーコースへの参加から高校生の長女との関係が一変し、「自分の人生に感動がある!」ということを実感する毎日です。

私は経営者でもある親戚に紹介されて、仕事の生産性が少しでも上がったら良いなぁと思ってセミナーに参加しました。

ところが、セミナーで過去を探究する中で思い浮かんだのは、これまで全く問題と思っていなかった長女との関係性でした。振り返ると、「パパと一緒に寝よ」と言って「ママと寝る」と言われただけで「この子は僕のことが嫌いなんだ」と思って来たことや、中学生の時、妹と喧嘩をしている長女に注意をしたら「パパは私の事だけ嫌いなんでしょ」と言われたことを思い出しました。その場では「そんなことないよ」と答えたのですが、下の子供たちと比べて何か違うと思いながらも、単に「長女だし、お姉ちゃんだからかな」と深く考えずにいました。

しかし、「なぜ長女だけ何か違うと感じているのか」を探究していくと、長女が2歳の時、「パパにもジュース頂戴」と彼女のコップを使った際、僕の口を付けたところを一生懸命手で拭いていた記憶が甦ってきました。

妻にこのことを話すのもためらうくらい、本当にショックで、そのときから「この子は、生理的に僕のことを受け付けないんだな!」「僕の事嫌いなんだ!」と思い込んで接してきたのだと気付きました。

幼かった長女の悪気ない仕草を「自分は傷つけられ、嫌われている」と決めつけて、長女を遠ざけていたのは自分だったとわかった瞬間、「パパは私のことだけ嫌いなんでしょ」と言わせたのは、正に自分だったなと思いました。

私は長女に謝りたくなって、すぐにそのことを伝えました。

長女は「そんなこと思ってたんや」と笑って聞いてくれました。最後に私から「パパは愛しているからね」と伝えたところ、彼女は「私もパパが大好きだよ」と言ってくれたんです!まるで心がキラキラと浄化されるような、幸せの最高潮!という感覚でした。

それから、長女との関係が全然違うんです。
以前は、彼女が部活から帰ってきて「あー疲れたー」とか、部活であった嫌なことを大声で話すたびに、私は「うるせーな!文句ばっかり言うな!自分がやると決めてやってるんでしょ」と言っていました。それが、同じ「疲れたー」という言葉が、何だか「よく頑張ったんだな、一生懸命やってるんだな」と思えてきて、「よく頑張ってるね!えらいね!」と自然に言っている自分がいたんです。

そうすると、長女が色々話してくれるようになってきて、今では、彼氏のことを幸せそうに話してくれたり、大学の進学のことも相談してくれたりするようになりました。
先日、驚いたことに、私がテレビを見ていたら、長女が私の膝の上に座ってきて、一緒にテレビを見るということもありました。まるで二歳の時の娘が戻ってきたような不思議な感覚で、ドキドキしました。

セミナーの前を思い返すと、まるで白黒のテレビを見ていたような何の感動もない人生だったのが、今ではまるで4K放送のような、本当に感動のある人生が手に入ったことが、私の一番の成果です。

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