経営職へと仕事の責任を拡大しています

匿名希望 男性(51才)  職業:電機製造業 経営職

私が、このコースに参加して得ている成果は、もはや組織の歯車ではなく、自分の人生や仕事が、自分のものであるという実感のある人生を手に入れたことです。
企業で働くことは、ある程度、自分を抑えて働くことがあたりまえで、時には、完璧な歯車としての自分をあえて受け入れる必要がある、として仕事をしてきましたが、それがどれだけ自分の能力の発揮を阻害し、仕事の喜びをなくし、まさに、そのあり方が今の日本企業の停滞を生み出しているのだと実感しました。
私は、37歳という比較的若い時点で、管理職になり、仕事人間として、「まだまだ、十分じゃない」と思いを持って、自分を駆り立てるようにして朝から晩遅くまで仕事をしていました。そして、自分は他人よりは恵まれていて、そこそこ良い人生を生きていると思っていました。
しかし、コースに参加して発見したことは、サラリーマンとして、自分の落ち度がないように、また、落ち度があれば、それを庇いながら生きているという自分でした。(即ち、自分は十分ではない、として、それを見られないように、悟られないようにして生きている自分でした。)

コース参加後、職場に行って見ると、やるべき仕事が自分の目に飛び込んでくる、という風で、今まで、やってきた仕事の多くが、やらなくても良い無駄な仕事として表れてきました。そうすると朝8時から夜10時過ぎまで仕事していた毎日が、夜8時には帰れるようになり、しかも、同僚課長を差し置いて部長に昇格、更に経営職へと仕事の責任を拡大することが出来ているというのが成果です。

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