近藤 幸光 男性(54才) 職業:会社員(スーパーマーケットチェーン本部勤務)
ブレークスルーテクノロジーコースを受けて2年半後、右手を失う事故に遭いました。私はその事故の直後に、このことは不自由なことではあるけれど、決して不幸なことではないと思うことができました(コースの成果です)。手術後右手(利き手)を失ったことを嘆くこともなく、リハビリ前でも左手で箸を使うことができました(奇跡)。
2週間後、この病院は救急指定病院でベットが満杯状態だったので、数名を退院させる必要が生じました。その第一号にあまりにも元気な抜糸前の私が選ばれました(抜糸前退院は普通ありえない)。
事故前の私は器用で何でもできる人だったので、他人に頼ることなく、できない人達に文句を言う、不満だらけの人生でした。
腕を失ってからは、見舞いに来る人(当たり前だがなぜか皆暗い)を明るく帰し、退院まで看病するつもりだった母親はあまりの私の明るさにあきれてすぐに帰ってしまいました。
今では、人と一緒に仕事ができるようになり、人生がより楽で楽しくなりました。