「こんなに心の底から笑ったのは久しぶり」

AYA YASUMORO 職業:グリーフケアカウンセラー

私がコースに参加をして本当に良かったと思えるのは、ありのままの自分でも人に貢献できることを発見したことです。

私の仕事はグリーフケアといって、死別をした人専門のカウンセリングをしています。

以前の私は、大切な方を亡くされた方たちは、それぞれに全く違った思いを持っているので、その思いを受け止め、未来に向かっていく勇気が持てるお手伝いができるように、カウンセリングの技術とか、ノウハウをすごく勉強し、それを活かそうと必死に頑張っているっていう風でした。

けれど、いつもあと一歩何かが足りない、もっと勇気づけることができるはずなのに、何が足りないんだろうと、カウンセリングが終わる度に、自分を省みては、悩む時が多々ありました。

私が友人の紹介でコースに参加をしたのは、本当に人を勇気づける会話ができる力をつけたかったからです。

コースに参加をして発見したのは、私は私自身を承認していない、ということでした。

私がこの仕事をはじめたきっかけは、私の主人との死別だったのですが、私はその過去を乗り越えたつもりだったけれど、実際は強い振りをしながらも、寂しさを引きずっていて、自分を責め、自分を大切にしていない自分がいることに気づけたのです。

そして振りをする必要もなく、ありのままの自分を心から承認できる自分を得られました。

するとカウンセリングの会話が自然と変わってきました。

何かを伝えるというより、クライアント様に、私の経験を自然と、分かち合えるようになりました。自分の悲しみや、通り抜けた思いを、自由に表現できるようになりました。

すると、相手の方も自分のことをすごく分かち合ってくれるようになり、お互いに経験を分かち合う中で、涙したり、笑ったりしながら、どんどん相手の方が元気になっていくっていう成果が得られました。

クライアント様からも「こんなに心の底から笑ったのは久しぶり」とか、「勇気が湧いてきた。」との言葉も聞けるようになりました。

今では、クライアントの方たちの経験も、活かせる場を作ろうと思って、コミュニティーを作り、全国に広げる活動をしています。

自分を承認することで、今まではできないと思っていた枠を超えて、多くの方の人生にお役に立てるようになれたことは私にとってかけがえのない成果です。

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